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五月人形の選び方

現代のように核家族化が進む前であれば、五月人形は母方のおじいさん・おばあさんが初節句の時に購入してプレゼントするのが、一般的でした。
しかしながら、マンションやアパートに暮らす家族が増えたというライフスタイルの変化は、五月人形の鎧兜を飾る場所や収納するスペースを考慮する必要性を迫っています。
そのため、置く場所の広さや予算などを相談してから人形専門店などで商品を比較検討するようにしましょう。
ただ少子化が進んだ今では、エンジェル係数が高くなっており、五月人形にかける値段が高くなる傾向もあるようです。
また、好みも多様化しているので、人と違う変わった品物を求める方もいます。
人形や鎧兜の雰囲気、サイズや価格、名匠の作品か手作りの品かなどを考えておきましょう。
五月人形を飾る場所と部屋の配置も考える必要があります。
買ってから置けないというのでは目も当てられません。
一戸建ての広い家なら、置場所を心配すること少ないでしょうが、部屋が狭いとそうもいきません。
お店へ行く前に、五月人形を飾る場所のサイズを実際に測ってみることが、とても重要なポイントになります。
店舗は広いので、実物よりも小さく見えてしまいがちです。
飾る場所の間口・奥行き・高さをきちんと測っておきましょう。
これは、通販で購入する場合でも同様です。
五月人形の専門店
ここ最近は、五月人形を手作りする方も増えています。
しかしながら昔ながらの製造・販売をしている専門店も多くありますあります。
各々伝統に裏打ちされた個性が光ります。
中でも、品質や歴史などを考慮すると、おすすめの専門店は、「久月」「吉徳大光」「秀月」「ふらここ」「原孝洲」の5つです。
「久月」は、創業したのが天保6年(1835年)という非常に歴史のある老舗人形専門店です。
人形の街として名高い東京・浅草橋に本店を構えています。
テレビCMにも力を入れていて、「人形の久月」というフレーズは子供のころから聞いていました。
このメーカーの特典として、一部の商品に、子どもの名前と生年月日を刻印したプレートや、村山臥龍氏の直筆サインを入れてくれます。 →久月の五月人形
「吉徳大光」は日本で一番古い人形専門店で、創業が正徳元年(1711年)ですから300年近い歴史を持っています。
本店は浅草橋です。
鎧兜だけでなく、ぬいぐるみの製造・販売なども手がけており、男の子だけでなく女の子向けの商品展開もしています。 →吉徳大光の五月人形
「秀月」は森光子さんが出演しているTVCMで有名です。
創業は戦後に入ってからなので比較的新しい人形専門店といえます。本店は、浅草橋にあります。
全国に59店舗を展開し、積極的なチェーン展開を行っています。売上高が日本一となった時期もあります。
五月人形と雛人形には秀月オリジナルの家紋が入ります。
「ふらここ」は、昭和62年(1987年)に創業した比較的新しい人形制作工房です。
本店が日本橋にあり、由緒ある人形師の系譜を継ぐ代表者・原 英洋氏が主催しており、有能な人形師が結集して、五月人形を共同で制作しています。
優しくかわいらしい顔が特徴です。
『「納得第一」返品保障』を掲げており、きめ細かいサービスが充実していますので、通販でも安心して注文できます。
「原孝洲」は、明治44年(1911年)に創業した、97年の歴史をもつ老舗人形専門店です。
初代が、昭和41年に文部省から「無形文化財」に指定され、その優れた技術を受け継いで「木目込み人形」制作を行なっています。
赤ちゃんの顔のようなかわいらしいお人形が特長で、見た人がいやされる人形作りをモットーにしています。
また、インターネットショップで購入した場合の返品保障が充実しています。 →原孝洲の五月人形